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headbaner

Feb 24, 2010

"What are you doing?" Kills you.




When you read my "now", as for my body, circulation stops, and my "now" may not be updated forever.
You must never believe trickery to share real time with me.
It is only temporary simultaneity in our "now".


君が僕の「なう」を閲覧する時には、僕の肉体は循環が止まって、僕の「なう」は永久に更新されないかもしれない。
君は 決してリアルタイムを僕と共有しているなんてペテンを信じちゃいけない。
僕らの「なう」は儚い同時性に過ぎない。




When I read your "now", the "now" that you happened to meet may accord with the "now" that happened to me accidentally.
But it is not stuff such as the experience of mystical occurrences of the transpersonal to be called synchronicity.
The fact is just another we do the same thing, and to experience the same thing.

We don't share the world.

Our experience is subordinate to the world.


僕が君の「なう」を閲覧する時、僕に起こった「なう」と君が出くわした「なう」が偶然一致するかもしれない。
だけどそれは共時性なんて いうトランスパーソナルな神秘体験なんて代物じゃないさ。
僕らが同じことをやっていて、同じことを体験しているなんてことはありきたりなんだ。

僕 らは世界を共有しているんじゃない。
僕らの体験は世界に従属しているのさ。




When your "now" meets my "now",
When you have watched the projection of the crowd who cast freedom to the loop of this world,
You'll know the fact that your time is raped thoroughly to the type zone threatening you.

And awful, you'll become a become a slave of passion called the inconvenience while sending freedom off from mobile freely.


僕の「なう」と君の「なう」が出会う時、
も し君がこの世界のループに自由を投じる群衆の投影を見てしまったとき、
君は自分を脅迫してくるタイプゾーンから君の時間が万遍なく慰みものにされ る事実を知ってしまうだろう。

そして君は自由にモバイルから自由を送り出しながら途轍もなく不自由という情欲の奴隷になる。








But never speak of some name sending a "now" of timeline off.
Because your soul is deleted with one click entirely in a moment from the world.

We send a "now" off to somebody somewhere as always in this way.
While it is measured a quota of the production activity called "now", we are exploited the life quickly like a late-night battery factory.


でも「なう」のタイムラインを送り出してくるどこかの名前を口にしてはいけないよ。
君の魂はクリック一つで一瞬にし て完全にこの世から削除されるから。

僕らはこうしていつものように「なう」を誰かへどこかに送り出す。
僕らは「なう」という生産 活動のノルマを計測されながら、深夜のバッテリー工場のように人生を搾取されている。






Hey, your "now" drifts.


Somebody may pick up your "now" sometime.


But even if I will pass away tomorrow in an apartment,
there is no "now" which looked after my death anywhere.



ほら、君の「なう」が漂流し ている。


君の「なう」はいつか誰かが拾うかもしれない。


だけど僕が明日マンションで息絶えても,
僕 の最期を知る「なう」はこの世界にどこにもない。











music : Bill Evans & Jim Hall - Dream Gypsy


Feb 22, 2010

動画をアップロードしました。#4

最近デジカメを生まれて初めて買った(2650円の中古)Hemakovichです。
また動画をアップロードしましたのでお知らせします。
たぶん多くの方にはほぼ未公開映像です。
今回は2作品をUPしました。
まずはこちら。







出来ればYouTubeの広い画面でご鑑賞下さい。特にこの作品は縦幅が小さいので。 
こちらをクリック

YouTubeでご鑑賞される場合はスクリーン下部に「480p」とか「360p」というボタンがありますが、PCで通常のブロードバンド(ADSLなど)でご鑑賞される場合は「480p」にして置いてください。


これは1998年頃撮影した動画で、大学の先輩と青春18切符を使って福井県のあわら市(だったかな?)の芦原温泉に旅行した時に撮った映像です。
温泉のすぐ近くに海岸があって、海岸沿いを数十分くらい歩くと自殺の名所の東尋坊があり、なにをとち狂ったか日暮れ時に出かけました。
2002年頃にパソコンで編集しました。PC編集作品としては前回紹介した "For wedding ceremonies" の次に編集したものです。二、三日で完成したように思います。
某アーティストの某曲を使用しています(YouTubeで再生すれば分かります)。

前回の初のノンリニア編集作品はカットのみ・エフェクトなしでしたが、今回はカットの繋ぎ目に白い画面をサブリミナルに挿入して、カットが変る時にほんの少し変化が感じる程度の細工をしてます。
それに画像にお絵描きをしたりもしてます。あまり意味がないですが。
それと、音楽の流れと映像のカットがシンクロするように編集しています。あまり変化の乏しい映像なので分かり難いかもしれませんが、音楽の流れが変る時にカットを切ったりしています。
この映像もS-VHSのアナログテープからのものです。

個人的には自分が作った映像の中で最も苦手で好みじゃない作品です。
地味だし、変化に乏しいし、暗いし。

僕の作品の中で「これが一番好き」と言ってくれる方は他のを評価してくれなかったりする傾向が多かったりします。

なぜこれを作ったのか自分でも動機がよく分からないのですが、多分コーネリアスのこの曲を使いたくて、当時の自分がこの曲に最も当てはまるソースがこの映像だったのでしょう。
このアルバムが収録されているアルバムを聴いて以来、しばらくの間、自然ばかり撮影してました。水の流れや木の揺らぎを接写して10分以上も撮影したりしていました。その頃はDVカメラで撮影していたんだけど、まだ当時の映像を使った作品はありません。いずれ何かに使いたいのですが。
コーネリアスのこの曲を収録したアルバムの批評についてはこちらを読んでください。

僕は初めてビデオ映像を撮り始めた時、一番重視したのはコントラストなんですね。明るさでも色合いでも。
"For wedding ceremonies" のように極端にコントラストが高いのが多いんですが、今回の作品はコントラストが出来る限り低くなるように撮影してます。日没前なのか日暮れ時なのか分からないようなカットもありますし、彩度が極端に低くてモノクロに近い映像もありますが、これらは全て撮影の時にカメラのシャッタースピードや色バランスを操作して撮影されています。


今回YouTubeにUPした作品は、実は以前から僕の動画サイト(現在トップページ以外リンク切れ)でストリーミング再生させてたんですね。
リンクをクリックしたらWindows Media PlayerとかReal Playerで再生されたりするやつですね。
その時はYouTubeみたいに自分の好きな曲に自分で動画を入れるような行為はおおっぴらでもなかったので、音楽素材を貸してくれるようなサイトから曲を借りて、この映像をお見せしていたわけなんですね。


それで次にご紹介するのがこの動画ですが。







YouTubeで見るにはこちら


この動画で流れている曲を使って、以前作品を紹介してたんですね。
ですが、今回UPしたこの作品は動画も再編集してリライトしました。例によって一夜漬け編集ですが。

音楽は void productions さんからお借りしました。ありがとうございます! すっごい事後報告ですが……。

お借りした音楽は十数秒ぐらいのフレーズなんですが、それをミニマル(反復)再生させました。ただ、僕が勝手にエコーやデュレーションをかけてます。

この旅行映像はもしかしたらコーネリアスよりもこちらの曲の方が雰囲気が近いかもしれません。
今回再編集した時もより音楽に近い感じを念頭においてリライトしました。
音楽の雰囲気がなんとなく時間の感覚の前後の記憶を忘れさせるような、そういう雰囲気がするので、時間経過の前後が錯綜するような編集を意識しました。
生まれて初めて「スローモーション」という編集をしました。実際よりも再生時間を遅くするわけですが、速くするよりも動画が安定しにくいですね。

僕が好きな映像作家でジョナス・メカスという人がいます。その人はもともとリトアニア出身の詩人で、アメリカに移住してから映画作家になるんだけど、詩も書く僕にはなんとなく親近感が沸くのですが。
昔、そのメカスがヴェルヴェット・アンダーグラウンドのビデオや、アンディ・ウォーホルに関する映像を作ったりした作品集を友人に見せてもらったことがあるのです。その時に、メカスがウォーホルの死をイメージして作ったビデオがあって、そのイメージがすごく頭に残っていて、それを思い出すように今回UPした映像を編集しました。


蛇足ですが、今回UPしたこれらの動画には僕自身の映像や写真も使いました。

僕の中では、スケッチブックのクロッキーみたいな作品でしょうか。

YouTubeでここ最近たくさんアップロードしていますが、詩の方もそろそろいろいろ考えたいと思っています。
ただ詩を書くのと、動画を作るのって、頭のチャンネルが違う感じなのですね。
どちらかにスイッチが入ると切り替えがなかなか難しい。

ただ、なにかを作ってることって、とても居心地がいいです。
こうやってブログを更新することも含めて。




Feb 19, 2010

動画をアップロードしました。#3

最近ビル・エヴァンスにすっかりハマってJazzに傾倒しているHemakovichです。
また動画をアップロードしたのでお知らせします。
しかし今回も新作ではないのですが。




出来ればYouTubeの画面でご鑑賞下さい。こちらをクリック
YouTubeでご鑑賞される場合はスクリーン下部に「480p」とか「360p」というボタンがありますが、PCで通常のブロードバンド(ADSLなど)でご鑑賞される場合は「480p」にして置いてください。


今回の動画はYouTubeのアップロード上限ギリギリの10分弱のものです。
既に僕がUPしている動画に "Perspective of life" "Perspective of life - Catastrophes ver" というのがあります。
これは元々、YouTubeでのMusic Videoコンテストに出品したものなんですが、前者が実際に応募に出したバージョン、後者が応募に出さなかったバージョンなんですね。
どちらもそれなりに気に入っていて、自分のプライベート用のDVDに収録したんだけど、DVDに収録するために二つを繋ぎ合わせた形のビデオを今回そのままUPしたんですね。

ここ二、三日、過去の動画をUPしていてYouTubeに高画質の動画をUPするコツみたいなのが分かってきたんですね。
だから現段階で僕のPV風作品では一番気に入っている“Perspective of life”を改めてより高画質にUPしてみたくなったのです。
でもただ同じものをUPするのは面白くないし、二つの作品を別々にUPするのは二度手間だし、だったらDVDに収録したものを上げればいいんじゃないかと思ったんですね。
二つの作品を繋いでDVDにしたときに、作品のプロローグ・エピローグ的なシーンをちょっとだけ付け加えてみました。今回UPしたものにそれを見ることが出来ます。


ではどうやったら画質を向上させることが出来るのか。
ちょっと備忘録的な専門的な話になるので、興味がなかったら読み飛ばしてください。

まず撮影した段階の解像度をいじらない。僕の場合DVカメラでほとんどの動画を撮影したから720x480になるんだけど、一時期「YouTubeに最適な動画の解像度は640x480だ」という情報があったので、解像度を変換してUPしてたんですね。だからエフェクトの多い複雑なカットとか静止画にノイズが押し込められてたんですね。これを今回は改めて720x480にしました。
それと動画にはビットレートという動画を再生するときの動きのデータみたいなのがあるんですが、僕はこの数値が「大きいほど高画質になる」と思い込んでいたんですね。実際は動画はそれぞれビットレートの値が最初から決まっているんですね。これを無理に変更すると劣化する。だから「元の動画の持つビットレートの値を変更しない」ということなんですね。
あと、フォーマットもいじらないということ。フォーマットというのは圧縮技術のことなんですが、撮影した動画をパソコンで切り貼り編集して一つの作品に繋ぎ合せる時にどういうフォーマットを使うかということなんですね。
僕は今まで圧縮を全くかけずに動画を生成していました。「圧縮をしないことが高画質の条件」と思い込んでたんですね。
でも実際にはたとえばDVテープのカメラで撮影した動画はパソコンに取り込まれたときにDVフォーマットという圧縮をかけられている。それを切り貼りして最終的に一つの動画を生成するときも同じ圧縮をかけた方がどうやら画質がいいみたいなんですね。だからDVフォーマットで撮影された動画をパソコンで編集したあとは同じようにDVフォーマットで圧縮するべきなんですね。

以上のことを守った上で、拡張子がMPG4、コーデックがh264の動画に変換してファイルサイズを小さくして動きを滑らかにする。そうするとどうやらYouTubeに投稿した際の画質の劣化が抑えられるみたいなのです。

以上のことはYouTubeのヘルプ動画のアップロードを最適化するにも書かれています。


では実際にUPしてみてどうだったかというと、確かに画質は向上しました。
ただ、作者じゃないと分かりづらいかもしれない。
まず、画面の横幅が増えたので作品が広く感じられるようになった。
それとノイズが画期的に減りました。
動きが早い場面なんかは前と同じようにしか感じられないんだけど、静止画とかエフェクトを何重にも重ねたカットはノイズの軽減がはっきり分かります。
例えば、音楽が始まるところの最初の青い光線が走るところとか。あれは見比べて貰えば誰でもノイズが減ったのがお分かり頂けると思う。
それとキウイとかカエルとか犬の静止画のカット。それに小さい子供の表情なんかも前よりクリアーになってる。

こういう僅かな画質の向上でもそれがやりたくてアップロードをやり直すのは作者的自己満足に過ぎないと思うんですけどね。

でもまあそういうものなんですけどね。



この作品のきっかけとなったMusic Videoコンテストをやってたとき、僕は1980年代のアメリカのTV映画「ザ・デイ・アフター」を何回も見てたんですよね。
それでこの動画で使ってる曲がCD発売されたのは8月6日。歌詞はすごく多義的なものだけど、曲名がなんとなく「核のヒロシマ」っぽかったんですね。

それでなんとなく、核だとかヒロシマだとか世界の終末だとか、そういうニュアンスが作品に影響されたわけなんですね、モロなくらいに。




変らない日常の連続が唐突に終わるというか、終わった直後に人々のそれまでの営みが物悲しくも鮮やかな色彩を帯びるというか。だから人の動きや人々の目に映るもの全ての感触が「唐突な終わり」を空想する延長上で、かけがえなく愛しげに目に飛び込んでくるというか。

唐突な終わりっていう考え方はいまでも世界はそのリスクを背負っているにも拘らず、過去のものとして忘却しているようなんですけど、1980年代の冷戦時代、かつてなく最高潮に全面核戦争の危機がリアルタイムに進んでいたときは平凡な現実として人々は戦慄していたと思うんですよ。少なくとも僕はそうだった。
小学校低学年で世界情勢の事なんか何もかも無知だったけど、冷戦を子供なりに皮膚から体感していたあの感触はよく覚えている。核戦争の危機を描いたTV番組もたくさんあったし、街角に張ってあった「ザ・デイ・アフター」の映画ポスターの奇怪なキノコ雲のイメージは、全面戦争の同時的な不安を子供の心にも十分に叩きつけたような、そういう時代でした。

このPVを作った頃というのは僕は個人的に過去の「唐突な終わり」の感覚を懐かしく思い出していたわけだけど、でも終わりの危機的状況は何も変ったわけではない。世界情勢は変ってもむしろ危機的なテクノロジーは80年代よりも飛躍的に進化しているわけですから。

核というのは非常に分かりやすいメタファーだけど、80年代と比べれば人々は冷戦が終わっただけで恐怖が薄まっている。敵地先制攻撃論なんていう考え方が現れたりする。冷戦時代の相互確証破壊の思考を知ってる人間にはとんでもない発想なわけだけれども。

だから核をメタファーにして「唐突な終わり」と「人々の平凡な営みへの非凡な破滅」みたいなことを表現するのは愚直すぎるような気もします。飽きられてるというか。
映画でもそうでしょう。『アルマゲドン』とか『ディープ・インパクト』だとか『デイ・アフター・トゥモロー』だとか、散々に黙示録的な光景を娯楽スペクタルにしてきたわけでしょう。

それでも僕が原爆ドームだとか核爆発だとかそういうイメージを入れたのは僕の自己満足に過ぎないと思うけれどもね。



80年代の冷戦時代の核戦争映画というのは、どれもこれも人々が「愚弄な自分たち」を当事者として描いていたと思う。
自業自得の怠惰の果てに至極当然の結果としてカタストロフィがある、どれもこれも自分たちが愚弄で自分たちが招いた当たり前にありふれた終わり、そういう当事者としての苦しさを嘔吐するかのように『ザ・デイ・アフター』みたいな映画があったと思う。
それが20年ぐらい経って、タイトルが似ていても『デイ・アフター・トゥモロー』みたいな映画にあるのは全部虚構の世界の他者の出来事のように描かれたカタストロフィへの享楽的嗜好ですよ。破滅スペクタルを他人事のように眺める視線ですよ。ローマの街を放火して眺めるネロのように、愚弄どころか暗愚ですね。僕はああいう映画を作る人間の偽倫理的な詭弁を絶対に信用しない。




今となっては愚弄を自覚できた時代の恐怖が懐かしいのです。
なぜなら僕らは愚弄だけれども愚弄に対して善良であった。
だから世界の終わりへの感覚に安易なハッピーエンドなど僕らは許さなかった。


そういう倫理性が懐かしいのです。

僕が本当に言いたかったことはそれなのかもしれません。

だからこそ、平凡なメタファーでしか世界を思考できなかった。


人々の何気なく愛しげな営みを映す以上は、「唐突かもしれない終わり」の予感を外すことはできないのです。

だからこそ、僕らの時代は並存する世界の大きな暗さや悲しみを他者のように思考することは出来ないのです。

集団の無意識に浸る破局的な不幸や不安への予感に支えられての、僕らの時代の僕たちの今の幸福だから。




また動画を一件アップロードしました。

また二日続けて動画をアップロードしました。
といっても、厳密には新しい作品ではないのですが。





大きな画面のYouTubeのサイトで見てください。こちらをクリック


昨日UPした動画 “For wedding ceremonies” を二日ほど前に一夜漬けで再編集したものです。
動画の長さを短くして、カットのコマ数を細かく刻んで、サントラを変更して、作品のイントロ部分とエンディングも変更しました。

なんというか、昨日UPした初のノンリニア編集の動画が作品的にあまりにも稚拙に思えたんですね。
まあそれはそれでいいんだけど、せっかくの素材だからもう少しなんとかできないかと思いまして。
それで前作をUPした直後にいろいろと弄くりまわしてみました。

実際にUPしてみたら、二つの動画とも、そんなに遜色ないように思うんですね。

エフェクトをいっぱい加えると確かに魔法みたいで面白いし、表現力が増すように思えるんですが、画質の精度はやっぱり確実に落とすと思うんですね。
何もエフェクトしない、カットの切り貼りだけというのはどういう手順を踏むかでいろいろな面白い見せ方が出来ると思うし、画質も綺麗に残る。

それとこの作品の元々の映像は、前回UPしたものを見て頂ければお分かり頂けると思うんですが、撮影をした時点であまり綺麗な画質ではないんですね。

撮影したビデオカメラはS-VHSのビクター製なんですけど、ビクターのビデオカメラというのは結構ユニークで撮影する段階から画質をいろんな多くのバリエーションで撮れるようになってるんです。白黒にしたりストロボ撮影したりとか。
そういうバリエーションの多さでは他者を圧倒してるんですね。

この映像は夜間に撮影したものだから、人物の顔をはっきり映し出すためにシャッター速度が遅いように撮っているんですね。だから光が少ない場所でもライトを使ったりしないで、カメラ一つでロケーションできる。

なんとなくこの映像はところどころ「ビデオっぽくない」画質だと思いませんか。まるで映画のフィルムみたいな感触の画質を感じて頂けるでしょうか。
ビデオ特有のインターレースを排除して、ちょっとフィルムっぽい映像の撮影が出来る。こういうのはビクターのビデオカメラ特有なんですよね。

僕は自主映画を初めて作った時は大学生にとっては高価な8ミリフィルムを使ってました。
でもフィルムでは作り続けられないからビデオに切り替えたんだけど、真っ先に映画みたいな画像も撮れるビクターに飛びつきました。
ただ、撮影の時点で画質を決めてしまうと後から編集する時に切り替えられないわけなんですね。
今だったらどんなビデオカメラで撮影してもパソコンの編集ソフトで画質をいろいろ切り替えられるんですけど。
僕がビデオ撮影を始めた頃はまだアナログ編集機しかなく、そういう微妙な画質の変更ができる性能はなかったので、当時は仕方なかったのですが。

今回再編集した映像はところどころに静止画を挿入しているんですが、それらは全部パソコンを使い始めた頃にしょぼい加工ソフトで作ったものです。今だったらフォトショップなんかでもっとマシな静止画を造れると思うんですが。

音楽も変更していますが、同じフレンチポップの別のアーティストのものを使いました。
ですが曲を変更した途端に著作権の問題にぶつかって、一瞬のうちに公開ブロックをかけられました。それで今回の動画は広告が表示されるようになりました。公開ブロックというのは「ある一定の地域では動画を視聴できない」措置を取られることなんですが、YouTubeを使い始めてこんなのは初めて。
だからこの動画はドイツでは見ることが出来ないそうです。
ドイツに知り合いは居ないからいいんですが。

これからも過去に作った未公開の動画をぼちぼちアップロードしていこうと思うんですが、日本のアーティストの楽曲を使ったものもあるので、場合によっては公開できないかもしれません。音楽を変えなきゃいけなくなるのかな。



ある人がこの動画を、
「アメリカのニューシネマなんかで悲劇の前に挿入されるシークエンスのようだ」と言いました。


そういう風に考えたことはなかったので勉強になりました。




Feb 17, 2010

動画をアップロードしました。

動画を二件、アップロードしました。


出来ればYouTubeの大きな画面で見てください。こちらをクリック


これは大学時代の友人の結婚式の二次会で、プロジェクター上映するために撮影した動画です。
1998年頃に撮影しました。

二次会では別に編集したものを上映しましたが、この作品は後に2002年頃に改めて再編集したものです。
パソコンを購入してから初めてノンリニア編集に挑戦して作ったものです。
それまでは以前デパートの電化製品売り場のシュールームなんかにあった編集室をレンタルして、家から通って編集してたんですね。VHSや8ミリテープなんかのアナログテープを使ってダビング編集していたわけです。

この動画を撮影した翌年頃にMiniDVを使ったデジタルビデオカメラが本格的に普及していって、そういったレンタル編集室みたいなのは姿を消していきました。それで代わりにPCを使ったデジタル編集が主流になったわけです。
VHSなどアナログテープを使った編集はダビングを重ねることで映像の劣化が著しかったんですね。
でもノンリニア編集だとダビングはしなくて済むし、細かい細部まで素人でもいじることが出来る。なにより家に居ながら編集できるようになったのが画期的だった。

この作品は元の映像はS-VHSのビデオカメラで撮影したものをMiniDVで録画してPCに取り込んで編集しました。
確か二、三日で完成させたと思います。エフェクトは一切無し、カット編集のみです(作品の前後はもっと後になってエフェクトした映像を付け足しました)。

これを作ってから、今日に至るまで音楽の添え物みたいなPV風の動画を幾つか作ってきました。
なぜPVなのかというと、まあ練習になるわけで、僕が作ったPV風のビデオは全て、大学時代に作った自主映画をデジタルで再編集するための予備練習みたいなつもりで作ってきました。

この動画はその練習一作目のようなものです。あまり目立ったことはしていません。

音楽はあの有名なフレンチポップを使用しました。当時、CDをフリーマーケットで300円ぐらいで買いました。
アナログビデオのノイズが画面下部に流れています。
画質は僕のPCのハードディスクにあるファイルとほとんど変りません。DVDで液晶テレビ画面で見ると全く劣りますが。

画面に移っている(出演している)夫婦とは現在音信不通です。どこでどうしているのやら。
二人に借りて返したビデオカメラに、僕が未製作の自主映画のために撮影した大事なテープを入れたまま返してしまいました。
今となってはどうしようもありません。

このビデオはvimeoという動画サイトにもアップしてます。こちら






もう一つアップロードした動画はこれ。




YouTubeで観るにはこちらをクリック


僕のこのブログの過去の日記に同じ動画があるんですけど、別のアカウントで曲名なしでUPしていました。
今回僕の正式なアカウントに再アップしました。

有名なジャズのスタンダードナンバーで、静止画だけ僕の作品です。

すごく大好きな曲ですが、誰の曲とか詳しいことを書くと即座にYouTubeから削除されそうなので省きます。
ある映画のサントラだった曲です。YouTubeも含めて動画サイトで他にアップしているのは見たことがないです。
僕はこの曲名と歌手名を検索して数ページGoogleを開いてたら、たまたまこの曲のmpg3をダウンロードできました。

このところ頻繁にGoogleの検索ロボットが僕のブログにも徘徊しているんですね。
なのでこの曲の詳細をお知りになりたい方はメールを下さい。


なお、僕が過去にアップロードしたYouTubeの動画はこちらから見えます。
hemakovichさんのチャンネル


YouTubeも昔と比べればだいぶ仕様が変りました。

以前は本当に画質が悪かったし、アップロードにも時間がかかったし、ニコニコ動画やvimeoには敵わなかった印象があります。
作り手的には敬遠したいサイトでした。
今では相当に画質の点でも改善が施されました。
同時に「どうやったら高画質の動画を見せられるか」という基準も変ったので、過去に遡るほど昔にアップした動画は画質が悪かったりと、使いづらさもあるのですが。


基本的にはこのブログは詩しか書かないのだけど、たまにはこういうのもいいですね。





Feb 15, 2010

A hockey mom's affection





The woman senior that she burnt down a cocktail dress.
I am absent from the life on my pride.



"Though a weekday, I cannot get up. But I'm the same for me who lost my job on both the holiday and a weekday"



カクテルドレスを焼き払った年上の女。
ぼくのプライドの上で 人生を休む。



「平日だというのに起き上がれない。だけど失業した俺には休日も平日も同じ」








The woman combs hair with a porch obstinately.
She makes fun of me in morning of the winter if poor.



"The blood of my wrist hardens. I slit my wrist again last night. Never stopped anymore"




ポーチで髪を執拗に梳かしながら
冬の朝ぼくを哀れだとからかう



「手首の血が固まってる。夕べもまたリストカット。もうやめられない」









The dissonance of the organ that her dignity is noisy.
The boy throws a coin and easily decides fate.



"It's noisy only in the news of the Olympics. The irrelevant world is bothersome for me"




気高さは騒々しいオルガンの不協和音。
男の子はコインを投げて簡単に運命を決意する。



「オリンピックのことばっかりでうるさい。俺には関係ない世間がウザイ」








You hold the option of my life on a sofa.
And you reign it forever in the sunny place of the window.



"No work, no sex, no school background, no skill, no hope, no living value"



ソファの上で私の人生の選択権を握ったあなたは
いつまでも窓際の日溜りで君臨する。



「仕事なし、彼女なし、学歴なし、スキルなし、希望なし、生きてる価値なし」








The woman looked an accident of some children in the face.
She thinks about the blood which has cooled down with a languid.


"The phantom killer two weeks ago is not yet caught. I wanna tell everybody a lie I am a criminal"



幾つかの子供たちの事故を経た婦人は
気だるげに冷めてしまった血のことを考える。



「まだ捕まっていない二週間前の通り魔は俺が犯人だって嘘ついてやりたくなる」








My scribbled courtship lets you cross yourself.
Your body consuming a meal alone runs hot under a table.



"Substantial guys are hateful for rial. Watch the families of the department store, want to butcher it"



僕の走り書きの求愛があなたに十字を切らせる。
一人で食事を摂るあなたの身体がテーブルの下で発熱する。



「リア充のやつらが憎い。デパートの家族連れなんか見ると殺してやりたくなる」








You find a whimsical excuse on quiet a day.
And you will sell my life sometime.



"All the poor people should die. all couples can have sex anytime should die. I want to die early, too"



静かな一日の気まぐれな口実で
いつかあなたはぼくの命を売るだろう。



「貧乏人は皆逝ってくれ。セックスに不足しない連中も皆逝け。俺も早く逝きたい」








I leave my pride that came to a deadlock in the other side of the wall.
I will go to bury you who betrayed in simple things.



"Is not big terrorism caused once again? If all become unhappy, everybody is equal with me"



行き詰まったぼくの誇りを壁の向こう側に残してゆく。
素朴なものへ背を向けたあなたを埋葬しに出かけよう。



「もう一回デカいテロでも起こらないだろうか。みんなが不幸になれば俺と平等だ」








I look back toward you once again at such a blue night to be wrapped up in barbed-wire entanglements.
I escape in the tochka where I barricaded myself in for several years.



"My hope the war. Regular staff and emigrants die in great numbers is good"



こんな鉄条網に包まる青い夜もう一度あなたをふりかえる。
数年間立てこもったトーチカをぼくは逃走しよう。



「希望は戦争。それも正社員とか移民どもが大勢死ぬやつ」








You dead in the past of somebody.


"It's the best joy for me who have nothing that a guy having something suffers."



誰かの過去に死んだあなた


「何も持ってない俺は何か持ってるやつが苦しむのが無上の喜び」




 




You who were not able to grow in now of somebody.


"Even if the President might be whichever of Negro or bitch, my end is near"


生きようのなかったあなた

「大統領が黒ん坊だろうとオマンコだろうと俺の終わりは近い」






You'll

あなたが






save


救ってくれる






me


わたしを






soon.


まもなく。








music : The Velvet Underground - Lady Godiva's Operation


Feb 10, 2010

Synchronization of time and money



19;00:37 Kandahar Afghanistan;
A nameless soldier of ISAF bombs the nameless village.
It is a guerrilla of the farmer native place to die in a village. They were chased farmland by mop-up operation and could not but join the Taliban.
It is a soldier of the immigrant worker native place to drop a bomb. They were robbed of a house without can pay a loan and could not but enter the armed forces.



午後7時0分37秒 カンダハール アフガニスタン 
ISAFの無名兵士が名もなき村を空爆する。
死んでゆくのは掃討作戦によって農地を追われてタリバンに加わるしかなかった農民で、
爆弾を落とすのはローンが払えず家を奪われ軍隊に入るしかなかった移民労働者である。
 


"Some of them want to use you"


「誰かが君を利用しようと狙っている」



23:30:06 Tokyo Japan;
The president of the IT company and the lawyer which money and time cannot use play with women and a karaoke.
The waiter of the Southeastern Asian foreign student who is in needy circumstances in both money and time waits on table with them who enjoy cosplay.
The foreign student who is unrelated to both karaoke and cosplay is expelled in this country. They cannot but murder and steal money to live before long.



午後11時30分6秒 東京 
金と時間が使いきれないITベンチャーの社長と弁護士が女たちとカラオケで遊んでいる。
コスプレに狂騒する彼らを、金も時間もない東南アジアの留学生のウェイターが給仕する。
カラオケにもコスプレにも無縁な、この異国で排斥される留学生は、やがて殺して金を盗むしか生きる術を無くすだろう。



"Some of them want to get used by you"


「君に利用されたい人もいる」




21:17:15 Bangkok Thai;
The foreigner of the company stockholder who came for trip to prostitution leaves the airport and goes to the hotel by taxi.
He cannot yet fill up in search of the best sexual intercourse. He continues going over the date line to have sex with women in the world.
A very large slum surrounds it around the highway which the taxi which picked him up on runs.
The people living in slum cannot yet fill up in search of minimum life and cannot go over the border to escape from poverty.



午後9時17分15秒 バンコク
買春旅行に訪れた企業株主の外国人が空港を出てタクシーでホテルへ向かう。
最高のセックスを求めて未だ充足できない彼は、世界中の女と寝るために日付変更線を越え続ける。
彼の乗ったタクシーが走るハイウェーの周囲を、生存も充足せず、国を越えられない人々が住む広大なスラムが包囲する。



"Some of them want to abuse you"


「誰かが君を痛めつけようと狙っている」



17:11:54 Gulf of Aden Somalia;
A carrier from Europe dumps industrial waste, and a large-sized fishing boat overfishs it. The armed ship of local fishermen attacks their fleet for seajack.
The global capital threatens not only the own country but also the world by power of the wealth.
They give even the terrorist organization fighting against each other a weapon and follow wealth.
The Somalian fishermen don't have the government that should already rely on and either the home country that should follow has collapsed.
They attack the foreign ship today to keep their life.



午後5時11分54秒 アデン湾 ソマリア
欧州からの輸送船が産業廃棄物を投棄し、大型漁船が乱獲する。彼らの船を地元漁民の武装船がシージャックする。
グローバル資本は富の力で自国はおろか世界を脅かす。彼らは敵対するテロ組織にすら武器を与えて富を守る。
ソマリアの漁民達にはもはや頼るべき政府もなく、守るべき国は崩壊している。彼らは命を守るために今日も外国船を襲う。



"Some of them want to be abused by you"


「君に痛めつけられたい人もいる」




14:12:37 Birmingham the UK;
He indulges in Twitter staying in the a studio apartment, but doesn't leave the room anymore for three days if he notice it.
Antianxiety drug has no effect tonight. But the depression is an indulgence for him live on his parent's pension and and doesn't work.
Totally to handle routine work, he dimly looks on the tragedy in Haiti and the gossip of Hollywood darkly by the news of Google.



午後2時12分37秒 バーミンガム イギリス
ワンルームでTwitterに耽る彼は、気がつくともう3日間部屋を出ていない。
今夜は抗不安薬の効き目が悪い。だが鬱病は、親の年金で食いつないでいる彼にとっては働かないための免罪符だ。
ハイチの悲劇もハリウッドのゴシップも、彼はルーティンワークのようにグーグルのトピックスで眺める。



"I wanna use you and abuse you"


「僕は君を利用して傷めつけたい」



20:50:24  Kathmandu Nepal;
She begs in the street where the bus which picked up the tourist from the foreign countries on comes and goes.
From the window of the bus, The vomit of the drunkard who drank Cuba libre too much falls on her face directly.
She became lame by ill‐treatment of mother. because she beg the pity of the tourist, and got more almsgiving. All is to serve a young younger sister.



午後8時50分24秒 カトマンズ ネパール
通りで物乞いをする彼女の前を、海外からの観光客を乗せたバスが通る。
バスの窓から、キューバリブレを飲みすぎた酔っ払いのゲロが、彼女の顔にまともに降りかかる。
彼女は母親の虐待で跛になった。観光客の哀れみを請いより多くの施しを受けるためだ。幼い妹を食わせるためには仕方ない。




"Everybody's looking for something"


「みんな何かを探している」






music : Eurithmics - Sweet Dreams


Feb 9, 2010

Ambush hell film waltz




I never had a call and never received the email,
I ran after you without can endure it,
Then fearful gentleness and familiar death from madness appeared,
They married in a picture of Gauguin,
And hurled a bouquet at me,
Therefore I slashed intensely,
It seems to be Uma Thurman,
After wiping victim's blood,
While listening to the song of the isolation no aid,
I bit cinnamon toast,
As if a hand camera was blurred,
Anna Karinah falls down,
And a movie called "you" who are ordinary,
Finished being sudden again,
I felt sick for the repetition of the life,
Demanded overdose who never died,
To sleep all day,
While crunching a tablet,
I,
Cried,
A little.



電話がかかってこないメールも届かないので、
あなたを追いかけてみたら、
怖い優しさと馴染みの狂い死にが、
ゴーギャンの絵の中で結婚して、
ブーケを投げつけてきやがったので、
ユマ・サーマンみたく、
なで斬りに切り捨てたあと、
返り血を拭い、
孤立無援の歌を聴きながら、
シナモントーストを齧り、
ハンディング・カメラがぶれるように、
アンナ・カリーナが倒れて、
ありきたりの「あなた」という映画が、
またしても唐突に終わる、
人生の繰り返しに吐き気がして、
決して死なないオーヴァードーズで、
一日中眠るために、
錠剤を噛み砕きながら、
わたし、
少しだけ、
泣いた。







music : Yumeji's Theme - In The Mood For Love Soundtrack


Feb 4, 2010

You are hurt and lonesome just like me











Severe
       
         winter



                      comes.






      Therefore    


                     I    escape        


            from


               you
             

                          at the risk of life.








                                From            

 


                here          




there.









                 I say nothing


          to you




                                       anymore.



I

        want to

                 never
 
                       fall in love
 
                                    suffering from
 



                                                    with you.







過酷な冬が訪れた。

夜の帳がどんどん落ちてくる。

だから僕は君から命がけで脱出する。

あちらからこちらから。

もう何も言わないよ。


恋して苦しむのはまっぴらだ。







music : Desmond Dekker - Fu manchu


Material depression in a modernized zone






A person is necessary to know a person.
But you remember a shade of the loneliness that threw you in to the world as soon as you felt the necessity of the person.
When you begin to want a person, you gradually suffer as if to draw a parabola of inverse proportion and become lonely.
You who dream of somebody lose oneself before long.



人を知るには人が必要だ。
でも人の必要性を感じた途端に君は君をこの世に投げ込んだ孤独の陰を思い出す。
人を求め始めると、反比例の放物線を描くように君はだんだん苦しみ寂しくなる。
誰かを夢見る君はやがて自分を失う。




You are supplied with material depression in a modernized zone.


君は近代化されたゾーンにいて物質的な鬱を供給されている。



you may love many human beings, because you are tender.
But you will become the unhappy third person when you come to want a happy man or a woman of the second person.
You don't love him and her then.
You plunder their freedom, and you are raped in their preference.


優しい君は多くの人間を愛することが出来るだろう。
でも二人称の幸せな男か女を欲しくなれば、君は不幸な三人称と化す。
君は彼や彼女を愛さない。
君は彼らの自由を略奪し、彼らの好みに陵辱される。




You and he and she are exchangeable demand in this modernized zone.
Material depression is administered, and you are tormented by the obstinate chase of the call register.
And you wants nobody anymore.



この近代化されたゾーンでは君や彼や彼女も交換可能な需要なのだ。
物質的な鬱が投与され、君は着信履歴の執拗な追跡に苛まれる。
そしてもはや誰も求めない。










An exchangeable person is necessary not to want a person.
You forget omen of the uneasiness to be able to hit a label by oneself to oneself as soon as you looked at a LCD screen with the label to a human being.
You work as an excellent program in three dimensions and can finish neglectful ejaculation and orgasm matter‐of‐factly.
You are watched to a webcam tonight, and you are abused by typed word of by him and her in two dimensions.



人を求めないようにするには交換可能な人が必要だ。
人間にラベルのついた液晶画面を眺めた途端に君は自分で自分にラベルをつけた不安の予兆を忘れてしまう。
君は三次元で優秀なプログラムとして働いて、投げやりな射精やオーガズムを淡々とこなす。
君は今夜もウェブカメラに監視され、タイピングされた言葉で二次元の彼や彼女に酷使される。




You suffer from disease of the material depression of a modernized zone.


君は近代化されたゾーンで物質的な鬱を病んでいる。



You who are tender love many people and live in irony to dream of isolation forever.
Therefore you sometimes write such a poetry.

You may sometimes drop in to somebody who is particular of the second person from now on.
You who are tender lose a rational program and will fail very much.


優しい君は多くの人を愛して、永久に孤立を夢見るアイロニーに完結する。
だから時々こんな詩を書いている。

これからも時には君は二人称の誰かのところへ立ち寄ることがあるかもしれない。
優しい君は合理性のプログラムを失って、大いにしくじるだろう。





But don't worry. you die at most even if you fail.

Because we are material depression of a modernized zone.



でも心配するなって。失敗したってせいぜい死ぬだけだよ。

だって僕らは近代化されたゾーンで生きる物質的な鬱なのだから。










music : The Buggles - I Love You Miss Robot