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headbaner

Feb 19, 2010

また動画を一件アップロードしました。

また二日続けて動画をアップロードしました。
といっても、厳密には新しい作品ではないのですが。





大きな画面のYouTubeのサイトで見てください。こちらをクリック


昨日UPした動画 “For wedding ceremonies” を二日ほど前に一夜漬けで再編集したものです。
動画の長さを短くして、カットのコマ数を細かく刻んで、サントラを変更して、作品のイントロ部分とエンディングも変更しました。

なんというか、昨日UPした初のノンリニア編集の動画が作品的にあまりにも稚拙に思えたんですね。
まあそれはそれでいいんだけど、せっかくの素材だからもう少しなんとかできないかと思いまして。
それで前作をUPした直後にいろいろと弄くりまわしてみました。

実際にUPしてみたら、二つの動画とも、そんなに遜色ないように思うんですね。

エフェクトをいっぱい加えると確かに魔法みたいで面白いし、表現力が増すように思えるんですが、画質の精度はやっぱり確実に落とすと思うんですね。
何もエフェクトしない、カットの切り貼りだけというのはどういう手順を踏むかでいろいろな面白い見せ方が出来ると思うし、画質も綺麗に残る。

それとこの作品の元々の映像は、前回UPしたものを見て頂ければお分かり頂けると思うんですが、撮影をした時点であまり綺麗な画質ではないんですね。

撮影したビデオカメラはS-VHSのビクター製なんですけど、ビクターのビデオカメラというのは結構ユニークで撮影する段階から画質をいろんな多くのバリエーションで撮れるようになってるんです。白黒にしたりストロボ撮影したりとか。
そういうバリエーションの多さでは他者を圧倒してるんですね。

この映像は夜間に撮影したものだから、人物の顔をはっきり映し出すためにシャッター速度が遅いように撮っているんですね。だから光が少ない場所でもライトを使ったりしないで、カメラ一つでロケーションできる。

なんとなくこの映像はところどころ「ビデオっぽくない」画質だと思いませんか。まるで映画のフィルムみたいな感触の画質を感じて頂けるでしょうか。
ビデオ特有のインターレースを排除して、ちょっとフィルムっぽい映像の撮影が出来る。こういうのはビクターのビデオカメラ特有なんですよね。

僕は自主映画を初めて作った時は大学生にとっては高価な8ミリフィルムを使ってました。
でもフィルムでは作り続けられないからビデオに切り替えたんだけど、真っ先に映画みたいな画像も撮れるビクターに飛びつきました。
ただ、撮影の時点で画質を決めてしまうと後から編集する時に切り替えられないわけなんですね。
今だったらどんなビデオカメラで撮影してもパソコンの編集ソフトで画質をいろいろ切り替えられるんですけど。
僕がビデオ撮影を始めた頃はまだアナログ編集機しかなく、そういう微妙な画質の変更ができる性能はなかったので、当時は仕方なかったのですが。

今回再編集した映像はところどころに静止画を挿入しているんですが、それらは全部パソコンを使い始めた頃にしょぼい加工ソフトで作ったものです。今だったらフォトショップなんかでもっとマシな静止画を造れると思うんですが。

音楽も変更していますが、同じフレンチポップの別のアーティストのものを使いました。
ですが曲を変更した途端に著作権の問題にぶつかって、一瞬のうちに公開ブロックをかけられました。それで今回の動画は広告が表示されるようになりました。公開ブロックというのは「ある一定の地域では動画を視聴できない」措置を取られることなんですが、YouTubeを使い始めてこんなのは初めて。
だからこの動画はドイツでは見ることが出来ないそうです。
ドイツに知り合いは居ないからいいんですが。

これからも過去に作った未公開の動画をぼちぼちアップロードしていこうと思うんですが、日本のアーティストの楽曲を使ったものもあるので、場合によっては公開できないかもしれません。音楽を変えなきゃいけなくなるのかな。



ある人がこの動画を、
「アメリカのニューシネマなんかで悲劇の前に挿入されるシークエンスのようだ」と言いました。


そういう風に考えたことはなかったので勉強になりました。




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